
最初に「NG・要修正・合格」で分ける
| 判定 | 状態 | 対応 |
|---|---|---|
| NG | 商品・価格・条件・権利・遷移先との不一致がある | 公開せず、正しい資料へ戻る |
| 要修正 | 情報は正しいが、視認性・余白・切り抜き・圧縮品質に問題がある | 修正後に全体を再検品する |
| 合格 | 媒体仕様と社内基準を満たし、LPとの整合も確認済み | 確認者と版を記録して入稿する |
「少し不自然だが目立つ」という理由で、商品・価格・効果の誤りを許容しません。デザインの好みより前に、事実と権利を確認します。
1. 文字と広告表現を、画像ではなく原稿として読む
- 商品名・サービス名が正式名称と一致している。
- 価格、割引率、期間、送料、契約条件が正しい。
- 「無料」「No.1」「必ず」等の表示に必要な根拠を確認した。
- 注釈が小さすぎず、背景や装飾に埋もれていない。
- AIが生成した読めない文字、似た文字、余分な記号が残っていない。
- CTAの文言と、クリック後の行動が一致している。
- バナーとLPで商品・価格・特典・期間が食い違っていない。
効果や性能を示す表示は、生成AIが提案した文言であっても公開主体が確認します。消費者庁は、優良誤認表示を判断する際に、事業者へ合理的根拠資料の提出を求められる不実証広告規制を案内しています。画像内のコピーも、確認済み原稿と照合してください。
2. 商品・人物・ロゴを元素材と照合する
商品と人物
- 容器、キャップ、ノズル、持ち手の形が変わっていない。
- ラベル、ロゴ、容量表記、商品の色と本数が正しい。
- 本来ない付属品や機能が加わっていない。
- 指、目、歯、耳、アクセサリーに目立つ破綻がない。
- 危険または不可能な使用方法になっていない。
権利と生成記録
- 入力した商品写真、人物写真、参考画像の利用権限がある。
- 実在企業のロゴ、商標、キャラクターが意図せず混ざっていない。
- 実在人物に酷似した顔を、許可なく使用していない。
- 利用サービスの現行規約で商用利用条件を確認した。
- プロンプト、参考素材、生成日、使用サービスを記録した。
文化庁のチェックリスト&ガイダンスは、AI生成物の利用前に既存著作物との類似を確認し、必要に応じて画像検索等を活用する取組を示しています。一致が見つからないことだけで安全性が保証されるわけではありません。判断が難しい素材は公開を止め、法務担当者や専門家へ確認します。
商品本体とロゴは、生成画像に描き直させない方法も検討します。背景と構図だけを生成し、利用許諾のある正規の商品画像・ロゴ・文字を編集工程で配置すると、照合しやすくなります。
3. 実際の掲載枠でサイズ・CTA・読みやすさを確認する
- 入稿先の縦横比、ピクセル数、容量、形式を満たしている。
- 正方形、横長、縦長の各配置で商品・顔・価格が見切れない。
- スマートフォンの実寸表示で主要な文字を読める。
- 圧縮後に小さい文字や商品の輪郭が崩れていない。
- 媒体側のCTAや見出しと、画像内のCTAが重複していない。
- 文字と背景のコントラストを確認した。
- 自社サイトに載せる場合は、画像の役割に合うaltを設定した。
Google広告の公式仕様では、代表的な画像サイズとして横長1,200×628pxと正方形1,200×1,200pxが示されています。ただし、要件はキャンペーン種別で異なります。数値を共通ルールとして固定せず、実際の入稿先の現行仕様を優先してください。
Web掲載時の文字コントラストは、WCAG 2.2の通常文字4.5:1以上、大きな文字3:1以上を確認基準にできます。W3Cは、情報を伝える画像、装飾画像、リンクとして働く画像で代替テキストの扱いを分けています。
4. 修正指示は「変える箇所」と「固定する箇所」を分ける
【使用目的】 広告用の正方形バナー 【出力仕様】 1,200×1,200px、PNG 【今回修正する箇所】 商品右側のCTA周辺だけ背景を暗くし、白文字を読みやすくする 【正しい表記】 商品名:〇〇 価格:税込3,980円 CTA:商品詳細を見る 【変更してはいけない箇所】 商品容器の形、ラベル、ロゴ、キャップの色 人物の顔と手 価格・注釈の文言 【削除する要素】 背景に生成された読めない文字 CTAに見える装飾 【合格条件】 スマートフォン幅で商品名と価格が読める 商品形状が元画像と一致する 正方形と縦長のプレビューで商品・CTAが見切れない
「もっと自然に」「高級感を出す」だけでは、修正後の合否を判断できません。修正対象、正しい情報、保持対象、削除対象、合格条件を一緒に伝えます。
5. 最終合否は、見た目より公開リスクを先に判断する
次のいずれかがあればNGです。商品名・価格・条件・効果表現に誤りがある、商品形状や使用方法が実物と異なる、権利未確認のロゴ・人物・作品がある、LPと内容が一致しない、媒体仕様を満たさず重要情報が見切れる、CTAと実際の遷移が異なる場合です。
視認性、余白、色、圧縮品質は要修正として扱い、変更後はその箇所だけでなく画像全体を再確認します。生成前の指示はバナー画像生成プロンプト、外注前の要件整理はバナー制作の外注依頼書で進められます。
公式情報・確認日
確認日:2026年9月27日。Google広告:広告形式・サイズ・ベストプラクティス、消費者庁:不実証広告規制、文化庁:AIと著作権について、W3C:Contrast Minimum、W3C:Images Tutorial。合否区分と修正指示書はMarkeKitによる制作管理の提案です。
この作業に使える無料ツール
詳しい対応形式・上限・FAQは各ツールの操作画面の下にあります。


