
最初に要素を4種類へ分ける
元バナーを開いたら、配置を動かす前に全要素を分類します。装飾まで全部残すと、縦に長いだけの窮屈な広告になります。
| 分類 | 例 | 縦型での扱い |
|---|---|---|
| 必須 | 商品、ブランド名、主見出し | 必ず残す |
| 条件付き必須 | 価格、期間、注記 | 内容を変えず読みやすく再配置 |
| 補助 | アイコン、受賞マーク、説明文 | 情報量に応じて削減 |
| 装飾 | 光、図形、小物、背景模様 | 縦型用に作り直す |
1:1から9:16へ、要素ごとに再配置する
主見出し
正方形で2〜3行だった見出しを、横幅に合わせて小さくするだけでは読みにくくなります。短い行へ組み直し、最初に読ませる語を上側の安全な範囲へ置きます。意味まで変わる場合は、デザイン調整ではなくコピー変更として確認を取ります。
商品・人物
中央拡大ではなく、見出しとCTAを置いた後の範囲に合わせてトリミングします。商品ラベル、顔、使用場面など、判断に必要な部分を切らないことを優先します。不足する背景は画像全体を縦に引き伸ばさず、単色、グラデーション、許可された背景素材で再構成します。
ベネフィット・根拠
正方形で商品横に置いていた説明は、縦型では商品下へ移せます。ただし、特徴をすべて並べず、主見出しを補強する一つを優先します。価格、割引、期間、注記は画像生成で描き直さず、確認済みの文字を配置します。
CTA
CTAを画面の最下端へ貼り付けないでください。配信面ではアカウント名、説明文、操作ボタンなどが重なる場合があります。媒体の配置プレビューで、実際に隠れない位置を確認します。
「見出し→商品→理由→行動」の順に読む
上部の安全な範囲:主見出し 中央:商品・人物・使用場面 中央下:一つのベネフィットまたは根拠 下部の安全な範囲:CTA 背景:各要素の余白をつなぐ
これは固定レイアウトではありません。端から端まで埋めることではなく、何を伝え、何を見て、次に何をするかが一度で読めることを優先します。
公開前チェックリスト
- 元バナーの必須情報を落としていない。
- 商品や人物を縦に引き伸ばしていない。
- 見出しを小さくするだけで済ませていない。
- 商品ラベル、価格、注記が正しい。
- 画面端に重要要素が寄りすぎていない。
- アプリUIを重ねた配置プレビューで確認した。
- CTAまで自然な順序で視線が進む。
- 1:1版と9:16版で訴求が食い違っていない。
- 入稿する媒体の最新仕様を確認した。
一つの完成画像を全媒体へそのまま入稿せず、配置ごとにプレビューします。利用できる比率やUIの重なりは媒体・配置・表示環境で変わるため、固定の安全領域だけを暗記しないことが重要です。
サイズ変更とデザイン作業を分ける
画像全体を指定寸法へ収めるだけなら画像リサイズの使い分けで対応できます。見出しの組み替え、背景の再構成、CTAの再配置が必要ならデザイン作業です。外注する場合は、バナー制作の外注依頼書で元データ、掲載面、必須要素、変更禁止箇所を整理してください。
公式情報・確認日
確認日:2026年9月27日。Meta:Stories・Reels広告のセーフゾーン、Meta:配置別アスペクト比のベストプラクティス、TikTok:Auction In-Feed Ads仕様。現行画面の配置プレビューを優先してください。
この作業に使える無料ツール
詳しい対応形式・上限・FAQは各ツールの操作画面の下にあります。


